車内が広くたくさん荷物を積めるので、ファミリーやアウトドア好きの方から人気のミニバン。
しかし数多くのメーカーやモデルがあるので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
「安いものを買ったら、すぐに壊れて修理費がかなりかかった。」
「高いものを買ったのに、乗り心地が悪かった。」
なんて、そんな経験も後悔もしたくない・・!
この記事では、ミニバンの買ってはいけないメーカーや特徴について解説し、正しい選び方やおすすめのメーカーなどについても紹介していきます。
買ってはいけないミニバンの特徴5つ!
まずは、買ってはいけないミニバンの特徴を5つ紹介します。
- 使用用途に合っていない
- 乗り心地が悪い
- 燃費が悪い
- 維持費が高い
- 年式が古い
- 値段が安すぎる
①使用用途に合っていない
使用用途に合っていないミニバンを買うと、不便だと感じたり後悔することになるかもしれません。
ミニバンは車体の大きさで5つのタイプに分かれています。
タイプ | 特徴・おすすめの人 |
コンパクト(SSクラス) | ・コンパクトサイズだが5ナンバー、新車で100万円台で購入可能 ・小さめなサイズでも荷室が広い車がいい方におすすめ |
Sクラス | ・Mクラスとほぼ変わらないサイズ、車高が低め ・スポーティーな走りを求めている方向き |
Mクラス | ・視野の高さや3列シートを維持しつつ、日常で使いやすいサイズ感 ・3列目を利用する頻度が高い方におすすめ |
Lクラス | ・広さと走行性を兼ね備えている ・ステーションワゴンでは少し狭いという方へ |
LLクラス | ・存在感と車内空間のゆとりが特徴 ・居住性や高級感にこだわりたい方におすすめ |
車に乗る人数や用途に合ったミニバンを選びましょう。
②乗り心地が悪い
長時間乗ることも多いので、乗り心地が悪い車は選びたくないですよね。
乗り心地の良さや感じ方は人によって異なりますが、
- 走行性能
- 車内の広さ
- 揺れや振動の大きさ
などが乗り心地に影響が与えると言われています。
ファミリーや大人数で乗る場合はベビーカーや大きな荷物を載せても余裕があるか、3列目にゆとりがあるかなどもチェックするといいでしょう。
③燃費が悪い
燃費が悪い車を買うと、ガソリン代などの維持費が高くなってしまいます。
ミニバンは他の車種に比べ車重が重いため、燃費がいいとは言えません。
なるべく低燃費のミニバンを購入したいという方は、ハイブリッドカーやPHV/PHEVなどガソリンを節約できるタイプを検討してみてください。
④年式が古い
年式が古い車はすぐに壊れてしまい、短期間しか乗れない可能性があります。
バッテリーやエンジン部分の劣化などの理由で壊れてしまうことが多いと言われています。
安いものを購入してもすぐに壊れたり修理に出さないといけなくなると、お金も手間もかかってしまった・・なんてことも。
その為、購入する前には口コミや評価などを確認し、耐久性をチェックしておきましょう。
⑤値段が安すぎる
相場より安すぎるミニバンを買うことは避けた方がいいでしょう。
なぜなら中古車で相場より安い場合は、年式が古い車や事故などで外からは見えない部分にダメージがある車などの可能性があるからです。
予算の関係などでどうしても安い車を買う場合は、どこに問題があるのかなどをしっかりと確認しておくと安心ですね。
ですが、安すぎる車を買うことは基本的にはおすすめしません。
5つの特徴に当てはまるミニバンは、買ってはいけません!
1.使用用途に合っていない
2.乗り心地が悪い
3.燃費が悪い
4.年式が古い
5.値段が安すぎる
買ってはいけない!?ミニバンのメーカーはある?
買ってはいけないミニバンのメーカーはあるのでしょうか。
トヨタ、ホンダ、日産、三菱のミニバンの特徴を紹介していきます。
トヨタ
トヨタからは5種類のミニバンが販売されています。
- アルファード
- ヴェルファイア
- ヴォクシー
- シエンタ
- ノア
トヨタから販売されいるミニバンは、アルファードのような高級感のあるモデルからコンパクトで運転しやすいシエンタなど、幅広いニーズに対応する車種が揃っています。
どの車種にも最先端の運転支援機能が搭載されており、車体の大きいミニバンでも安心して運転することができます。
SNSには「乗り心地が最高」「多機能で運転しやすい」と高評価がたくさんありました。
ホンダ
ホンダのミニバンは3種類のモデルが販売されています。
- オデッセイ
- ステップワゴン
- フリード
レース車両を作り、スポーツカーで有名なホンダですが、ミニバンでも安定した人気を誇っています。
最新型のオデッセイでは独自のハイブリット方式である「e:HEV」を搭載して高燃費を実現し、車好きが納得するミニバンとなっています。
SNSには「運転しやすい」「居住性が高くて乗り心地が快適」と高評価がたくさんありました。
日産
日産からは、エルグランドやセレナなど5種類のミニバンが販売されています。
- エルグランド
- セレナ
- キャラバン
- NV200バネット
- ルークス
日産のミニバンは高い走行性と快適な居住性で、ファミリーからの人気を集めています。
ミニバンに世界で初めて採用した「プロパイロット2.0」は、高速道路でのアクセル・ブレーキ・ハンドルの操作をアシストしてくれるだけでなく、状況に応じてハンドルから手を離すハンズオフも可能です。
SNSには「プロパイロットで運転が楽」「室内が広くて快適」と高評価がたくさんありました。
三菱
三菱からはデリカD:5、デリカD:5 URBAN GEARなどのミニバンが販売されています。
洗練されたデザインに、三菱独自の4WDシステムを搭載していて、オフロードにも対応できる力強い走りが魅力です。
SNSには「山も海も安定して走れる」「アウトドア好きには最適」と高評価がたくさんありました。
メーカーによって様々な特徴があります!
・トヨタ…高級モデルからコンパクトサイズまで幅広い
・ホンダ…独自のハイブリット方式「e:HEV」に注目
・日産…「プロパイロット2.0」で運転が楽に
・三菱…アウトドアシーンで活躍
ミニバンの選び方を失敗した人の口コミ
ミニバンの選び方を失敗した人の体験談や口コミを紹介します。
これから購入する人は、どんなことに気をつけたらいいのか、参考にするといいでしょう。
コンパクトサイズだとミニバンの長所が活かされない
車内の居住性があまり良くなかった
立体駐車場に停められなくて不便
ミニバンの選び方を失敗した・後悔している、と投稿している人が思った以上に多くいますね・・。
家庭の状況や使用用途に合ったミニバンを買うことが大切ですね。
買って良かった!後悔しないミニバンの特徴や選び方は?
後悔しない・買ってよかったと思える、ミニバンの特徴や選び方を紹介します!
①車内空間と収納が広い
車内空間が広いと、長時間のドライブも快適に過ごすことができます。
足元の空間が広めに確保されていたり、リクライニングできるものも。
小さなお子様がいる家庭やキャンプなどのアウトドアに車を使用する場合は、たっぷり収納できるほうがいいですよね。
ただし乗る人数や荷物の量が少ないのに広すぎる車を買っても、空間を持て余すだけでしょう。
家族と乗車人数・荷物の量・よく使うシーンなどを想定しながら、用途にあった広さの車を選ぶことをおすすめします!
②デザインが好み
車内の広さや燃費の良さももちろん大切ですが、自分好みのデザインの車を購入したいですよね。
自分の好きなものに囲まれて生活したい、SNS映えしたいという思いからデザイン重視で車を選ぶ人も増えています。
ミニバンの中では、アルファードやエルグランドなどが外装も内装も高級感があるという理由で人気!
コンパクトでかわいいデザインがいい、スタイリッシュでかっこいい車がいい、など自分の感性に合った車を選ぶと快適なカーライフを送ることができるでしょう。
③運転支援機能が充実している
各メーカーが販売しているミニバンには、多くの運転支援機能が搭載されています。
- 障害物を検知して衝突を回避
- 駐車をサポートする機能
- 高速道路などで使える自動運転機能
- ハンズフリーでドアを開けられる
など
車体が大きくて運転が難しいように思いがちなミニバンですが、機能が充実しているものを選べば、運転が苦手な人でも安心して運転することができます。
こんな特徴がついているミニバンを選ぶと後悔しません!
・車内空間と収納が広い
・デザインが好み
・運転支援機能が充実している
買うならどれ?おすすめのミニバンを紹介!【安さ・人気重視】
おすすめのミニバンを機能・安さ・デザイン・人気ごとに、紹介していきます。
何を一番重視したいか、優先順位を決めてから選ぶと迷うことも少なくなるでしょう。
機能重視「ホンダ ステップワゴン」
【引用:ホンダ公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 4.830/1.750/1.840mm |
車両重量 | 0.145kg |
乗車定員 | 7名 |
燃料消費率WLTCモード | 19.6km/L |
新車価格(税込) | 3,053,600円~ |
中古車価格 | 30~551.9万円(グーネット) |
このステップワゴンには、走行中の危険を察知する「HondaSENSING」や、スマホと連携したり車内Wi-Fiにつなぐことができる「Honda CONNECT」機能などが搭載されています。
快適で広々とした車内空間はもちろん、ドアには世界初である静電タッチセンサーがあり、指で軽く触れるだけで開閉できるという特徴も。
快適さ・便利さを求めている人は、機能性の高いミニバンを選ぶことをおすすめします!
安さ重視「トヨタ シエンタ」
【引用:トヨタ公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 4,260/1,695/1,695mm |
車両重量 | 1,370kg |
乗車定員 | 5名 |
燃料消費率WLTCモード | 18.4km/L |
新車価格(税込) | 1,950,000円~ |
中古車価格 | 19~397.4万円(グーネット) |
トヨタのシエンタの価格は、税込1,950,000円。(2023年12月現在)
このシエンタは、トヨタのミニバンで最小サイズながら室内も広く快適に過ごすことができます。
衝突を回避するセンサー「Toyota Safety Sense」や駐車支援などの機能を搭載しているという特徴も。
安さ重視のシエンタはシンプルなデザインと基本的な機能を備えており、予算に制約のある人などにおすすめです。
デザイン重視「三菱 デリカD:5」
【引用:三菱公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 4800/1795/1875mm |
車両重量 | 1940kg |
乗車定員 | 7名 |
燃料消費率WLTCモード | 12.6km/L |
新車価格(税込) | 4,258,100円~ |
中古車価格 | 30~632万円(グーネット) |
このデリカD:5は、4WD駆動でオフロードでも走行可能なタフさが特徴です。
収納スペースも広く、キャンプや釣りなどのアウトドアが趣味の方におすすめの車種となっています。
デザイン重視でミニバンを選ぶことで写真映えしたり、見た目がかわいいと乗る時のテンションも上がるのではないでしょうか。
1番人気「日産 セレナ」
【引用:日産公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 4,765/1,715/1,885mm |
車両重量 | 1850kg |
乗車定員 | 7名 |
燃料消費率WLTCモード | 18.4km/L |
新車価格(税込) | 4,798,200円~ |
中古車価格 | 17.9~519.5万円(グーネット) |
ミニバンで1番人気の商品は、日産のセレナです。
快適な室内空間はもちろん、「プロパイロット2.0」など運転支援機能が充実しているという特徴があり、購入する人が多いようです。
・機能重視なら「ホンダ ステップワゴン」
・安さ重視なら「トヨタ シエンタ」
・デザイン重視なら「三菱 デリカD:5」
・1番人気なのは「日産 セレナ」
などがおすすめです!
最新のミニバン情報!どんな機能がついている?
最新のミニバンにはどのような機能がついているのでしょうか。
衝突回避センサー
最新のミニバンには、ホンダの「HondaSENSING」や、トヨタの「Toyota Safety Sense」など、衝突や事故を回避するセンサー機能がついているものもあります。
障害物を検知したり、ラインのはみだしや車間距離の維持など、安全な運転をサポ―トしてくれる機能がついているため、安心して運転することができます。
スマホ連携機能
トヨタの「T-Connect」やホンダの「Honda CONNECT」など、スマホと連携したり車内Wi-Fiにデバイスをつなげて使用することができる機能がついているものもあります。
日産も「NissanConnect」という同様の機能を搭載しており、各メーカーの最新モデルには、スマートなカーライフを送ることのできるミニバンが揃っています。
最新のミニバンには
・衝突回避センサー
・スマホ連携機能
などの機能がついています!
ミニバンを買う時によくある質問!
ミニバンを購入する際の疑問点やよくある質問についてまとめました。
質問①ミニバンの買い替え時期は?
ミニバンの平均使用年数は約13年と言われています。(自動車検査登録情報協会)
パーツのメンテナンスをしたり、定期的な点検をしっかり行うことで平均年数より長く乗ることはできます。
ただ、純正パーツの製造が終了して修理交換が難しくなったり、13年を超えると税金がアップしたりと、維持する上でのデメリットも出てくるので買い替えを検討してもいいかもしれません。
走行距離や使用環境などによっても寿命は変わるので、定期的な点検やメンテナンスをしながら買い替え時期を検討していきましょう。
SUVとミニバンどちらを選ぶべき?
SUVはSport Utility Vehicle(スポーツ用多目的車)を由来とする言葉で、オフロードでの走行性と快適性の両立を目的とした車種になります。
ほとんどのモデルが2列シートの5人乗りで、デザイン性の高い外観も魅力です。
車に高い走行性を求める方や、アウトドアで良く使うという方はSUVを選ぶといいでしょう。
5人以上で乗る機会が多い場合や、小さいお子様がいてベビーカーやチャイルドシートを載せたい場合はミニバンがおすすめです。
・ミニバンの買い替え時期は、購入してから13年が目安!
・走行性の高さを求める場合はSUV、大人数や家族での利用ならミニバンがおすすめ
まとめ
①〜⑥に当てはまるミニバンは買ってはいけない!ということを覚えておきましょう!
- 使用用途に合っていない
- 乗り心地が悪い
- 燃費が悪い
- 維持費が高い
- 年式が古い
- 値段が安すぎる
購入前には、使用用途や燃費の良さ・デザイン・口コミなどを確認しておくことが大切です。
ミニバンにはたくさん種類があるので、迷いますよね・・。
値段・機能・見た目など、何を一番重視したいのか決めておくと、スムーズに選ぶことができるでしょう。