小回りが効いて運転しやすく、特に女性から人気のある軽自動車。
しかし数多くのメーカーやモデルがあるので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
「安いものを買ったら、すぐに壊れて修理費がかなりかかった。」
「高いものを買ったのに、乗り心地が悪かった。」
なんて、そんな経験も後悔もしたくない・・!
この記事では、軽自動車の買ってはいけないメーカーや特徴について解説し、正しい選び方やおすすめのメーカーなどについても紹介していきます。
買ってはいけない軽自動車の特徴5つ!
まずは、買ってはいけない軽自動車の特徴を5つ紹介します。
- 使用用途に合っていない
- 乗り心地が悪い
- 燃費が悪い
- 年式が古い
- 値段が安すぎる
①使用用途に合っていない
使用用途に合っていない軽自動車を買うと、不便だと感じたり後悔することになるかもしれません。
軽自動車には大きく分けて6つのボディータイプがあります。
タイプ | 特徴・おすすめの人 |
スーパーハイトワゴン | ・後方ドアがスライドになっているものが多い ・乗り心地を重視したい人におすすめ |
トールワゴン | ・室内が広めの作りになっている ・横風を受けにくいので運転しやすい |
SUV | ・ちょうどよい大きさで運転しやすい ・オフロードなども走行できる |
ハッチバック・コンパクト | ・低価格で燃費が良いので、経済的 ・女性向けデザインのものが多い |
ワゴン・バン・1BOX・キャブバン | ・ミニバンの軽自動車タイプ ・後部座席を倒して荷物をたくさん積むことができる |
スポーツ・オープンカー | ・トップ部分が開くので、爽快なドライブを楽しめる ・コンパクトなオープンカーが欲しい人におすすめ |
車に乗る人数や用途に合った軽自動車を選びましょう。
②乗り心地が悪い
長時間乗ることも多いので、乗り心地が悪い車は選びたくないですよね。
乗り心地の良さや感じ方は人によって異なりますが、
- 走行性能
- 車内の広さ
- 揺れや振動の大きさ
などが乗り心地に影響が与えると言われています。
また、お子さんがいらっしゃる方は、後部座席にチャイルドシートがつけられるか、乗せ下ろしがスムーズかどうかなどもチェックするとよいですね!
③燃費が悪い
燃費が悪い車を買うと、ガソリン代などの維持費が高くなってしまいます。
普通車に比べて燃費が良いと言われている軽自動車ですが、「アイドリングストップシステム」や「エコモード」などがついているものを選ぶと、長い目で見て節約になるかもしれません!
④年式が古い
年式が古い車はすぐに壊れてしまい、短期間しか乗れない可能性があります。
バッテリーの劣化や、エンジン部分の故障などの理由で壊れてしまうことが多いと言われています。
安いものを購入してもすぐに壊れたり修理に出さないといけなくなると、お金も手間もかかってしまった・・なんてことも。
その為、購入する前には口コミや評価などを確認し、耐久性をチェックしておきましょう。
⑤値段が安すぎる
相場より安すぎる軽自動車を買うことは避けた方がいいでしょう。
なぜなら中古で購入する場合、基本的に年式が古い車や、以前のオーナーが事故にあったことのある車などが安い傾向にあるからです。
予算の関係などでどうしても安い車を買う場合は、どこに問題があるのかなどをしっかりと確認しておくと安心ですね。
ですが、安すぎる車を買うことは基本的にはおすすめしません。
5つの特徴に当てはまる軽自動車は、買ってはいけません!
1.使用用途に合っていない
2.乗り心地が悪い
3.燃費が悪い
4.年式が古い
5.値段が安すぎる
買ってはいけない!?軽自動車のメーカーはある?
買ってはいけない軽自動車のメーカーはあるのでしょうか。
日産・スズキ・マツダ・三菱・ダイハツの軽自動車の特徴を紹介していきます。
日産
日産からは3種類の軽自動車が販売されています。
- サクラ
- デイズ
- ルークス
日産のサクラは、なんと電気自動車!
360°セーフティアシストもあり、安心して乗ることができます。
また、デイズとルークスにも先進技術が使われており、運転や駐車をアシストしてくれる機能があるグレードも。
SNSには「かっこいい」「乗りやすい!」と高評価がたくさんありました。
スズキ
スズキからはアルトやラパンをはじめ、たくさんの種類の軽自動車が販売されています。
- アルト
- ジムニー
- スペーシア
- ハスラー
- ラパン
- ワゴンR
- エブリイワゴン
スズキは、家族でお出かけしやすいデザインの軽自動車のラインナップが豊富です。
荷室や車内空間が広く乗りやすいものがありますので、たくさん買い物をする方やキャンプなどのアウトドアを行う人にぴったりですね!
SNSには「快適!」「運転しやすい」と高評価がたくさんありました。
マツダ
マツダは、フレアやキャロルなどの6種類の軽自動車を販売しています。
- フレア
- フレアワゴン
- フレアクロスオーバー
- スクラムワゴン
- キャロル
乗用車が有名なマツダですが、軽自動車にもその技術が使われています。
国が認定している「安全運転サポート車」に該当しており、交通安全防止のために先進安全技術が使われている車もあります。
SNSには「燃費がいい」「快適!」と高評価がたくさんありました。
三菱
三菱からはeKクロスやデリカミニなど、5種類の軽自動車が販売されています。
- eKクロス
- eKワゴン
- デリカミニ
- eKスペース
- タウンボックス
「eK」シリーズは、読みを「いい軽」と掛けています!
運転席の高さや窓のデザインなどが工夫されており、視界が広いため運転しやすいという特徴があります。
SNSには「可愛い」「運転しやすい」と高評価がたくさんありました。
ダイハツ
ダイハツからはタフトやタントなどの6種類の軽自動車が販売されています。
- コペン
- ミライース
- タフト
- ムーヴキャンバス
- タント
- タントファンクロス
ダイハツの低燃費と走りやすさで、女性やファミリー層から人気のあるダイハツの軽自動車。
さまざまなニーズにあったラインナップが魅力です。
SNSには「車内が広い」「運転しやすい」と高評価がたくさんありました。
メーカーによって様々な特徴があります!
・先進技術の日産
・広々空間のスズキ
・安全運転サポート車のマツダ
・運転しやすい三菱
・さまざまなニーズに応えるダイハツ
軽自動車の選び方を失敗した人の口コミ
軽自動車の選び方を失敗した人の体験談や口コミを紹介します。
これから購入する人はどんなことに気をつけたらいいのか、参考にするといいでしょう。
スライドドアじゃないと不便
荷物が乗らない
購入金額が高すぎる!
軽自動車の選び方を失敗した・後悔している、と投稿している人が思った以上に多くいますね・・。
家庭の状況や使用用途に合った軽自動車を買うことが大切ですね。
買って良かった!後悔しない軽自動車の特徴や選び方は?
後悔しない・買ってよかったと思える、軽自動車の特徴や選び方を紹介します!
①車内空間と収納が広い
車内空間が広いと、長時間のドライブも快適に過ごすことができます。
足元の空間が広めに確保されていたり、リクライニングできるものも。
小さなお子様がいる家庭やキャンプなどのアウトドアに車を使用する場合は、たっぷり収納できるほうがいいですよね。
ただし乗る人数や荷物の量が少ないのに広すぎる車を買っても、空間を持て余すだけでしょう。
家族と乗車人数・荷物の量・よく使うシーンなどを想定しながら、用途にあった広さの車を選ぶことをおすすめします!
②デザインが好み
車内の広さや燃費の良さももちろん大切ですが、自分好みのデザインの車を購入したいですよね。
自分の好きなものに囲まれて生活したい、SNS映えしたいという思いからデザイン重視で車を選ぶ人も増えています。
軽自動車の中ではスズキのラパンやダイハツのムーヴキャンバスなどが女性向けのデザインという理由で人気!
コンパクトでかわいいデザインがいい、スタイリッシュでかっこいい車がいい、など自分の感性に合った車を選ぶと快適なカーライフを送ることができるでしょう。
③燃費が良い
電気自動車も増えていますが、まだまだガソリン車が主流です。
ガソリン代は少しでも安い方が家計が助かりますよね…。
燃費の良い軽自動車を選ぶことで、初期投資は大きくても長い目で見てお得になるという場合もあります!
こんな特徴の軽自動車を選ぶと後悔しません!
・車内空間と収納が広い
・デザインが好み
・燃費が良い
買うならどれ?おすすめの軽自動車を紹介!【安さ・人気重視】
おすすめの軽自動車を機能・安さ・デザイン・人気ごとに、紹介していきます。
何を一番重視したいか、優先順位を決めてから選ぶと迷うことも少なくなるでしょう。
機能重視「三菱・デリカミニ」
【引用:三菱公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 3395/1475/1830mm(4WD) |
車両重量 | 1060kg(4WD) |
乗車定員 | 4人 |
燃料消費率WLTCモード | 17.5km/L |
新車価格(税込) | 2,238,500円(4WD) |
中古車価格 | 174~364万円(価格ドットコム) |
このデリカミニには、ドアの下に足を入れると開くという電動スライドドア機能などが搭載されています。
アウトドア系なのに、どこか可愛らしい見た目も人気があります!
快適さ・便利さを求めている人は、機能性の高い軽自動車を選ぶことをおすすめします!
安さ重視「ダイハツ・ミライース」
【引用:ダイハツ公式ホームーページ】
全長/全幅/全高 | 3395/1475/1500mm |
車両重量 | 650kg |
乗車定員 | 4人 |
燃料消費率WLTCモード | 23.2km/L |
新車価格(税込) | 860,200円〜 |
中古車価格 | 14~164 万円(価格ドットコム) |
ダイハツのミライースの価格は、税込860,200円〜。(2023年12月現在)
このミライースには、ダイハツのエコ技術「イーステクノロジー機能」などが搭載されています。
車体を軽くすることで、低燃費でも加速の良さを実現しています。
安さ重視のミライースはシンプルなデザインと基本的な機能を備えており、予算に制約のある人や学生などにおすすめです。
デザイン重視「スズキ・ジムニー」
【引用:スズキ公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 3395/1475/1725mm |
車両重量 | 1040kg |
乗車定員 | 4人 |
燃料消費率WLTCモード | 15.6km/L |
新車価格(税込) | 1,804,000円 |
中古車価格 | 15~415 万円(価格ドットコム) |
このジムニーは、軽自動車ですがさまざまな路面状況に対応しておりパワフルな走行力が魅力です。
40年以上受け継がれてきたデザインを改良しているため、安全性も高く乗り心地がよいという特徴も。
デザイン重視でジムニーを選ぶことで写真映えしたり、見た目がかわいいと乗る時のテンションも上がるのではないでしょうか。
1番人気「ホンダ・N-BOX」
【引用:ホンダ公式ホームページ】
全長/全幅/全高 | 3395/1475/1815mm |
車両重量 | 980kg |
乗車定員 | 4人 |
燃料消費率WLTCモード | 21.6km/L |
新車価格(税込) | 1,648,900円 |
中古車価格 | 13~398 万円(価格ドットコム) |
軽自動車で1番人気の商品は、ホンダのN-BOXです。
とにかく広い車内が人気で、ベビーカーや自転車まで積むことができます。
フラットなインパネが採用されており視界も良好で運転しやすいため、購入する人が多いようです。
・機能重視なら「三菱・デリカミニ」
・安さ重視なら「ダイハツ・ミライース」
・デザイン重視なら「スズキ・ジムニー」
・1番人気なのは「ホンダ・N-BOX」
などがおすすめです!
最新の軽自動車情報!どんな機能がついている?
最新の軽自動車にはどのような機能がついているのでしょうか。
マルチビューカメラシステム
ホンダの軽自動車には、マルチビューカメラシステムという機能がついているものもあります。
フロント・リア・左右ドアミラー下にカメラがあり、それぞれのカメラの映像を解析してナビ画面に映してくれるため、駐車や狭い道の運転も楽々です。
スマートアシスト
ダイハツの軽自動車には、予防安全機能の「スマートアシスト」がついているものもあります。
衝突しそうな時や車線からはみ出した時にブザーでお知らせしてくれるなど、事故を未然に防ぐことができるため安心ですね。
マイルドハイブリッド
スズキの軽自動車には、マイルドハイブリッドという機能がついているものもあります。
停車するときに減速する力を利用して発電するため、燃費の向上が期待できます。
最新の軽自動車には
・マルチビューカメラシステム
・スマートアシスト
・マイルドハイブリッド
などの機能がついています!
軽自動車を買う時によくある質問!
軽自動車を購入する際の疑問点やよくある質問についてまとめました。
質問①軽自動車の買い替え時期は?
軽自動車の平均使用年数は15年と言われています。(軽自動車検査協会)
長く乗ることでメンテナンスにお金がかかってしまったり、修理部品の製造が終了してしまったりすると買い替えを考えるタイミングかもしれません。
走行距離や使用環境などによっても寿命は変わるので、定期的な点検やメンテナンスをしながら買い替え時期を検討していきましょう。
質問②軽自動車と普通車は何が違うの?
「軽い自動車」と書く軽自動車ですが、普通車とは排気量に差があります。
普通車は一般的に排気量が制限されていませんが、軽自動車は660㏄と決まっています。
そのため、普通車と比べて馬力が出ないと言われています。
また、普通車は定員が5人〜ですが軽自動車は4人までと、定員が少ないことも大きな違いです。
・軽自動車の買い替え時期は、購入してから15年が目安!
・軽自動車と普通車の違いは排気量と定員人数!
まとめ
①〜⑤に当てはまる軽自動車は買ってはいけない!ということを覚えておきましょう!
- 使用用途に合っていない
- 乗り心地が悪い
- 燃費が悪い
- 年式が古い
- 値段が安すぎる
購入前には、使用用途や燃費の良さ・デザイン・口コミなどを確認しておくことが大切です。
軽自動車にはたくさん種類があるので、迷いますよね・・。
値段・機能・見た目など、何を一番重視したいのか決めておくと、スムーズに選ぶことができるでしょう。