日常生活において、必要不可欠な家電であるミシン。
しかし、数多くのメーカーやモデルがあってどれを選んだらいいのか、迷ってしまいますよね。
「できるだけ安いものがいいけど、すぐに壊れてしまった。」
「高い家電を買ったのに、我が家には合わなかった。」
なんて、そんな経験も後悔もしたくない・・!
できるだけ長く使うものだからこそ、正しい選択をして快適な生活を送りたいですよね。
この記事では、買ってはいけないメーカーや特徴について解説し、ミシンの選び方やおすすめのメーカーなどについても紹介していきます。
買ってはいけないミシンの特徴3つ!
まずは、買ってはいけないミシンの特徴を3つ紹介します。
- 価格が安すぎるミシン
- 厚物生地が縫えないミシン
- 必要な機能がついていない
①価格が安すぎるミシン
ミシンを選ぶときに気をつけたいのは、
「簡単な物を縫うことができれば良い」と、価格が安いミシンに惹かれてしまうこと。
価格が安すぎるミシンだと、きれいな縫い目ではなかったり、すぐにほつれたりする可能性があります。
ミシンの中には、機能も十分ではなく、すぐに壊れてしまったりするものがあるので注意が必要です。
②厚物生地が縫えないミシン
低価格のミシンによくあるのが、パワーが足りないために厚物生地を縫うことができないものが多いこと。
キルティング生地や、ジーンズのデニム生地に対応しておらず、手作りをしたくても作業が制限されてしまいます。
ミシンを選ぶなら、どんな生地でも縫うことができるパワーのあるミシンが良いでしょう。
③必要な機能がついていない
ついている機能は、メーカーによって様々です。
- 手元ライト
- 自動糸切り
- ししゅう機能
- ステッチ機能
- スピード調節
など。
必要な機能がないと不便だと感じたり、逆に機能が多過ぎてもややこしい・使い勝手が分からない、という状況に陥るかもしれません。
予算と相談しながら、必要な機能がついているミシンを選びましょう。
3つの特徴に当てはまる電子ミシンは、買ってはいけません!
1.価格が安すぎるミシン
2.厚物生地が縫えない
3.必要な機能がついていない
ミシンを買ってはいけない時期はいつ?
年末年始・ボーナス時期・決算期などに家電量販店ではセールを行なっています。
(セール時期などは、お店によって異なります。)
セール以外の時期や品薄の時期も価格が高い可能性があるので、買わないほうがいいでしょう。
年末年始・ボーナス時期・決算期などのセール時期などのセール時期以外は、買ってはいけません!
買ってはいけない!?壊れやすい!?ミシンのメーカーはどこ?
買ってはいけない・壊れやすいミシンのメーカーはあるのでしょうか。
聞いたことがないメーカー
長年の経験と技術を積んできた有名メーカーに比べて聞いたことがないメーカーは、品質や耐久性に関して不確定要素が存在する可能性があります。
見た目重視で、質が良くないものも・・。
全てのメーカーが当てはまるわけではありませんが、機能や性能などを確認してから購入してください。
メーカーに関係なく、動かす頻度が少ないと壊れやすくなる・・という話もよく聞きます。
どのメーカーにもいいところも悪いところもあるかと思いますので、それを念頭に置きながら自分に合ったミシンを選びましょう。
聞いたことがないメーカーは、
壊れやすいものや、サポート体制・機能が整っていない可能性があります。
ミシンの選び方を失敗した人の口コミ
ミシンの選び方を失敗した人の体験談や口コミを紹介します。
これから購入する人は、どんなことに気をつけたらいいのか、参考にするといいでしょう。
安いミシンを買って失敗。
まっすぐ縫えない。
安いミシン買って返し縫いできないし、速度調整もできない。
とりあえずで買ったミシンはライトがついていない。
ミシンの選び方を失敗した・後悔している、と投稿している人が思った以上に多くいますね・・。
家庭の状況に合ったサイズや機能のミシンを買うことが大切ですね。
買って良かった!後悔しないミシンの特徴や選び方は?
後悔しない・買ってよかったと思える、ミシンの特徴や選び方を紹介します!
①自動糸通し・糸調子
自動糸通しや自動糸調子機能がついていると、初心者でもミシンが扱いやすくなります。
自動糸調子があれば、自動で上糸と下糸の調節をしてくれるため、糸が絡まったり緩んだりするのを防いでくれます。
②刺繍機能
刺繍機能が備わっているミシンだと、子ども用の通園・通学用品に名前を入れたり、キャラクターを刺繍したりすることができます。
手縫いで刺繍するよりも早く仕上がり、お好みのデザインを選んで布に縫い付けられます。
③スピード調節機能
スピード調節機能は、針を進める速度を変えることができる便利な機能です。
遅くしたり、速くしたりと自分の仕上げたいペースに合わせて縫い進めることができます。
④用途に合ったサイズで選ぶ
家庭用で使うミシンのサイズには、
- 使用する頻度が少ないならコンパクトサイズ(幅38㎝以下)
- 限られた予算内で購入し、小物程度を作りたい場合ならレギュラーサイズ(幅40㎝前後)
- 機能も充実しているのはフルサイズ(幅45㎝前後)
- あらゆる大きさの布に対応しているロングサイズ(幅45㎝以上)
があります。
作業をするスペースなどを考えて用途に合ったサイズのミシンを選ぶといいでしょう。
⑤メーカーサポート
ミシンは何度も買い替えるものではないので、故障をしたときのサポートがあると安心。
メーカー保証は1年間が多いですが、最近では販売店により3~5年の長期保証が増えています。
大手メーカーでは無償の修理サービスなどを実施しているので、サポート体制がしっかりしているミシンを選ぶことをおすすめします。
こんな特徴がついているミシンを選ぶと後悔しません!
・自動糸通し・糸調子
・刺繍機能
・スピード調節機能
・用途に合ったサイズで選ぶ
・メーカーサポート
メーカーごとのミシンの特徴を紹介!
ブラザー・ジャノメ・ジャガー・シンガーのミシンの特徴を紹介していきます。
メーカー名 | 特徴 |
ブラザー | 幅広く扱っているので入門タイプ、高機能タイプと目的別のミシンを選べる |
ジャノメ | 家庭用ミシンに力を入れている |
ジャガー | 値段も手ごろで、扱いやすいミシンが多い |
シンガー | 機能も多く、シンプルなデザインが特徴的 |
ブラザー
ブラザーは海外展開もしている老舗ミシンメーカー。
初心者用ミシンからプロ並みの仕上がりの職業ミシンまで、幅広い層のための商品を扱っています。
入門タイプと高機能タイプを展開しているので、目的に合わせたミシンを選ぶことが出来ます。
ジャノメ
ジャノメは1920年代創業の実績ある老舗メーカー。
日本で初めてコンピューターミシンを発売したことでも知られ、機能性も優れています。
とくに家庭用ミシンのラインナップも豊富。
また、全国にジャノメミシンを取り扱うお店があるので実際に商品を見て購入することが出来ます。
ジャガー
ジャガーは、日本で初めてジグザグ縫いミシンを販売したメーカーです。
値段が手ごろな製品が多く、なかにはサンリオキャラクターとのコラボ商品も展開。
コンピューターミシンは、初めてでも小物づくりやリメイクを楽しめるように操作が扱いやすいという特徴があります。
シンガー
シンガーは、170年以上の歴史を持つアメリカの老舗ミシンメーカー。
ミシンの品質・性能において信頼のおけるメーカーです。
本体は、シンプルなデザインが特徴的。
液晶画面や静音性に優れているタイプなど機能もさまざまなミシンが選べます。
メーカーによって様々な特徴があります!
・ブラザーは、入門タイプや高機能タイプなど幅広く扱う
・ジャノメは、家庭用ミシンのラインナップも豊富
・ジャガーは、値段が手ごろな製品が多く、操作が扱いやすい
・シンガーは、シンプルなデザインで機能も多い
買うならどれ?おすすめのミシンを紹介!【安さ・機能重視】
おすすめのミシンを機能・安さ・文字縫い・デザインごとに、紹介していきます。
何を一番重視したいか、優先順位を決めてから選ぶと迷うことも少なくなるでしょう。
機能重視「ジャノメ コンピューターミシン JN810」
【引用:Amazon 】
メーカー | ジャノメ |
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型番 | JN810 |
梱包サイズ | 47.8 x 37.8 x 29 cm |
素材 | アルミニウム, アクリロニトリルブタジエンスチレン (ABS) |
色 | ホワイト |
電源 | 電源コード式 |
梱包重量 | 8.84 キログラム |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
お手入れ | 乾拭き |
ブランド名 | ジャノメ |
商品重量 | 5.6 キログラム |
このミシンには、自動糸切り・LEDライト・ゆっくりスタートなど初心者からでも本格的にミシンが楽しめる機能が搭載されています。
大きな布でも広げやすいワイドテーブルで、取り外しもできるという特徴も。
機能重視のミシンを選ぶことで快適さ・便利さを得るだけでなく、時短にもなります!
安さ重視「ジャガー 電動ミシン MP-120」
【引用:Amazon 】
ジャガーの電動ミシン MP-120の価格は、税込8,900円。(2023年10月現在)
メーカー | ジャガー(Jaguar) |
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型番 | MP-120 |
梱包サイズ | 44.2 x 33.4 x 24.4 cm |
色 | ホワイト |
ワット数(W) | 30 W |
電源 | 電源コード式 |
梱包重量 | 6.36 キログラム |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
ブランド名 | ジャガー(Jaguar) |
商品重量 | 5.7 キログラム |
このミシンには、自動糸通し・2段階スピード調節・5種類の縫い模様など基本機能が搭載されています。
コンパクトながら安定感のある本体で作業がしやすいという特徴も。
安さ重視のミシンはシンプルなデザインと基本的な機能を備えており、予算に制約のある人におすすめです。
文字縫い機能重視「シンガーコンピュータミシンSN778EX」
【引用:Amazon】
メーカー | シンガー |
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型番 | SN778EX |
梱包サイズ | 49.2 x 40.4 x 31 cm |
色 | ホワイト |
その他 機能 | 全国対応(電源 AC100V 50/60hz) |
電源 | 電源コード式 |
梱包重量 | 9.26 キログラム |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
ブランド名 | シンガー |
商品重量 | 5.8 キログラム |
このシンガーのミシンは、バックライト付き液晶画面の多機能ミシンです。
スタート・ストップも手元操作で使いやすさ重視。
文字縫い機能やステッチ機能も207種類搭載しているので入園・入学準備用品づくりにも。
デザイン重視「アックスヤマザキ 電子ミシン KA-01 」
【引用:Amazon】
メーカー | AXE YAMAZAKI |
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型番 | KA-01 |
電源 | 電源コード式 |
ブランド名 | AXE YAMAZAKI |
商品重量 | 2.6 キログラム |
このミシンには、自動糸調子・ゆっくりスタートなどコンパクトながら機能は充実。
薄布モード付きでストールや薄い布製品の小物づくりができるという特徴も。
デザイン重視でミシンを選ぶことで自宅のインテリアとも馴染み、心地よい空間を生み出すことができます。
・機能重視なら「ジャノメ・コンピューターミシン JN810」
・安さ重視なら「ジャガー・電動ミシン MP-120」
・静音重視なら「シンガー・コンピュータミシンSN778EX」
・デザイン重視なら「アックスヤマザキ・ 電子ミシン KA-01」
などがおすすめです!
最新のミシン情報!どんな機能がついている?
最新のミシンにはどのような機能がついているのでしょうか。
スマホと連動で刺繍機能
ジャノメのミシンには、スマートミシンという機能がついているものもあります。
スマホやタブレットで専用のアプリをダウンロード。
お好みのデザインや刺繍や模様をスマホ画面で選び、ミシンで自動刺繍することができる機能です。
タッチパネル
ジューキのミシンには、本体にタッチパネル操作機能がついているものがあります。
Wi-Fi接続機能も搭載されていているため、インターネットによる情報も画面表示可能。
ダイヤルやボタンではなく、指でスライドさせることで使い慣れたタップやスワイプで操作します。
最新のミシンには
・スマホと連動で刺繍機能
・タッチパネル
などの機能がついています!
ミシンを買う時によくある質問!
ミシンを購入する際の疑問点やよくある質問についてまとめました。
質問①ミシンの買い替え時期は?
ミシンの平均使用年数は8~10年。(マイミシン)
【寿命の前兆かも!?】
- 電源を入れてもミシンが動かない
- モーターやフットコントローラーの音がしない
- 修理に出しても部品が手に入らない
ミシンの部品保有期間は、メーカーによって違いますがだいたい8年となっています。
その為、修理や点検をしても直らない・購入してから8~10年経過している場合は、買い替えを検討するといいでしょう。
質問②ミシンの処分の仕方は?
ミシンの処分の仕方はいくつかありますので、自分に合った方法を選んでください。
- 新しいミシンを購入するお店に引き取りをお願いする
- 処分するミシンを購入したお店に引き取りをお願いする
- 住んでいる市区町村に処分方法を問い合わせて処分する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで譲る
質問③電動ミシンとコンピューターミシンの違いは?
電動ミシンとコンピューターミシンは、どちらにもメリット・デメリットがあります。
電動ミシン | コンピューターミシン |
内蔵されたモーターにより制御され、 操作方法がシンプル。 | コンピューター制御により、 縫い目や模様の詳細な設定が可能。 |
価格は安いが、厚物縫いは不向き。 | 価格は高価なものが多い。 |
・ミシンの買い替え時期は、購入してから8~10年が目安!
・ミシンの処分の方法は様々!自分に合った方法を!
・電動ミシンとコンピューターミシンは内蔵された制御方法が違う!
ミシンを安く買う方法は?
ミシンを安く買うための方法やセールの時期を把握しておきましょう!
セール時期
年末年始は、歳末セールや初売りセールなどが行われています。
9月と3月は決算期セールが行われていますので、このセール時期に買うのもおすすめです。
値下げ交渉
量販店で購入したい場合は、値下げ交渉をしてみるのもいいかもしれません。
価格ドットコムや他の量販店の値段を確認し、「〇〇ではXX円だったのですが、お値下げできませんか?」と交渉してみましょう。
配送料やポイントなども考えながら、ネットと実店舗どちらで買う方が安くなるのかを比較してみてください。
ミシンはネット通販で買うべきと断言できる理由
ミシンはネットで買うと、メリットがたくさんあります・・!
- ネットで買うと人件費がかからないので安く購入できる
- 大型商品でも金額次第で送料無料になる場合がある
- 通販サイト独自のセール期間中に利用すると、ポイントが貯まるなどお得に購入できる(楽天市場のお買い物マラソンや、Amazonセールなど)
店頭で見なくても、サイズが分かれば問題なく購入できるので、店舗に行く時間とコストを削ることができます!
ネットでミシンを買うと
・安く購入できる
・送料無料になる
・ポイントが貯まる
・時間とコストを削る
などのメリットがたくさん!
まとめ
①〜③に当てはまるミシンは買ってはいけない!ということを覚えておきましょう!
- 価格が安すぎるミシン
- 厚物生地が縫えないミシン
- 必要な機能がついていない
購入前には、使用目的や設置場所のサイズを確認しておくことが大切です。
ミシンにはたくさん種類があるので、迷いますよね・・。
値段・機能・見た目など、何を一番重視したいのか決めておくと、スムーズに選ぶことができるでしょう。